型枠という仕事について

私の仕事は型枠工事の施工管理を行うことです。型枠工事とは、コンクリートを流し込み形作るために必要な枠組を作成する職種です。これまで、工場、病院、住宅、寺院、金融機関、商業施設など様々な用途の建物を経験してきましたが、全ての建物の基盤となる職種が型枠工事だと思います。というのも全ての建物の基礎がコンクリートでできているからです。 　
型枠工事の施工管理は、正確な工事を行うための現場での確認作業は当然ですが、工事を円滑に進めるための、元請や他職種の方達との日々の打合せや図面の確認、工事金額の管理、提出書類の作成など、多くの業務があります。この仕事は苦労も多く、日々多くのことを学ばなければなりませんが、正確できれいなコンクリートが出来た時には、何物にも代えられない達成感や充実感があります。




建設業に携わることで

社会人になっても毎日が勉強です。現場では多くの人が「良い建物を造る」という大きな目標に向かって一緒に働いています。
自社の先輩はもちろんですが、他職種を含めて、現場で働く人生経験が豊富な先輩方と関りを持つことで、多くのことを学ぶことができ、人として大きく成長できると感じています。

就職活動中のみなさまへ

建設業は技術や経験が重要です。最初は分からないことも多く、思い通りにできずに悩むこともあると思います。
そんな時は、遠慮せずに先輩や職人さん達に話しかけてみてください。きっと解決への糸口が見つかるはずです。
日々変化する現場では「分からないままにしておくこと」が一番ダメなことなのです。就職活動中のみなさまと共に働くことで、達成感や充実感を共有しながら、多くのことを学び、成長できることを楽しみにしています。